TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

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高山のクマ射殺事件の真相

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↑You Tube動画 クマの遺体の画像がでてきます。閲覧はご注意ください。
 岐阜・高山市の林道で男性がクマに襲われ大けが クマは射殺(12/11/04) こちらをクリック

 「岐阜県高山市の林道で男性がクマに襲われ大けが クマは射殺」という見出しで、まるで林道を歩いていた男性にクマが不意に襲ったように各紙は報道していますが、真相がどのようなものであったか、詳しい内容が岐阜新聞に掲載されていました。

岐阜新聞Web こちらをクリック
(リンク切れの時は失礼いたします)


概要を書きます。
 2012年11月4日午前9時50分ごろ、高山市高根町中之宿の林道沿いで、市の有害鳥獣捕獲隊メンバーのAさんがイノシシ捕獲用「くくりワナ」にかかったクマを発見、クマは暴れており危険なため、高山市が緊急に処分の許可を出した。Aさんは猟銃で1発発射したが急所を外れ、ワナにかかったままの興奮したクマに、顔や両手、右足など数カ所を引っかかれた。Aさんは乗ってきた軽トラックに戻って携帯で隊員Bさんに連絡。かけつけたBさんはクマを射殺した。現場は民家がある集落から2キロ離れた林道であった。Aさんの命に別状はない。


 管理人は高山市役所の射殺命令をだした男性の職員の方と電話でお話をしました。くくりワナは狩猟目的であれば狩猟期間中でしか使用できませんが、現在岐阜県では有害鳥獣駆除として通年捕獲殺傷ができるということです。クマは金属性のワナでしっかり拘束されており、人里はなれている状況で何故射殺命令を出したのか尋ねました。職員は「暴れるクマが危険であると判断し射殺命令を出した。」麻酔銃を使うことは考えなかったのかの問いに、「高山市には麻酔銃の配備がされていない」と2度くり返し説明していました。遺体をどうしたかの問いに「頭部と生殖器を岐阜大学に送り、後は土の中に埋葬した。」ということです。

 ワナにかかったクマはおとなしくしているはずはなく、急所をはずれ1発の銃弾が打ち込まれており、必死に逃げようと暴れるのは当然のことです。麻酔銃は1機もなく、高山ではワナにかかったクマはすべて危険と判断して射殺するしか他に方法がありません。

 麻酔銃の現状を知りたいと、続いて岐阜県庁に電話で尋ねました。麻酔銃は岐阜県に配備されているが、銃そのものより、それを取り扱う人の配備が難しいと説明されました。何でも操作することは難しい技術を習得しなければならないことで、特に命を扱うことなら当然のことでしょう。私にはやる気のなさとしか思えません。このようなことでは岐阜県ではクマの誤捕獲によって、すべてのクマが射殺処分ということになります。

 高山市へ麻酔銃の配備を依頼して欲しいという私の提案は拒否されました。岐阜県が高山市に麻酔銃の配備を命令することはできず、高山市の自主的な判断しかありません。このままでは、クマの誤捕獲イコール射殺しか選択肢がありません。

 クマ王国とも言える飛騨地方には麻酔銃が1機も装備されていないことが分かりました。配置するよう、皆様の意見を直接、高山市にお伝え下さい。残酷なくくりワナの使用禁止も付け加えてください。管理人の拙い経験ですが、個人の電話による直接関係する機関や当事者へ、自分の思っている偽りの無い素直な意見が行政を動かしていきます。前出の高山市役所職員との電話で、私は怒っていましたので口論となり、会話の途中で職員はいきなり電話を切りました。動物への思いやりのない日本の行政へ動物愛護を訴えることは、平穏に会話することは難しいのです。

 今回の事件は男性が大怪我をしたことからニュースとなりました。しかし怪我などおきなければ私たちが知ることもありません。ニュースにならない闇で行われているクマ射殺は圧倒的に多いのです。日本では1万頭しかクマが生息していませんが、1年間に3000~5000頭ものクマが殺されています。目的はクマの肝が高額で売買できるからです。クマは危険だからというのはカムフラージュです。

 是非動物たちの叫び声を人の言葉に変えて訴えてください。岐阜県は現在、有害鳥獣駆除を大幅な規制緩和をして推進しています。動物受難国家の日本を動物愛護国家へと少しずつ変えていきましょう。

高山市役所 〒506-8555 高山市花岡町2丁目18番地
電話 0577-32-3333

参考になる下記のリンクもお読み下さい。

くくりワナの恐ろしさをALIVEのホームページで知ってください!
野放しのくくりワナと密漁の根絶を ALIVE こちらをクリック

くくりワナの画像
環境省 くくりわな ととらばさみ こちらをクリック

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熊問題で報道されない隠された事実

 熊問題を知ることになってから、この日本は国民に真実を隠蔽し虚偽の報道ばかりが横行する、国家であることに気が付く。

 このブログで何度も書いた熊の肝が高額で売れること。熊の胆汁は破格に化学合成ができること。もう1つ。捕獲した熊を遺伝子の違う熊たちが住む山に放すことができないこと。岐阜県内の西濃地方に住む熊はすぐ隣の飛騨地方の山さえも逃がすことができないのだ。いったん捕獲された熊は山を所有する人たちの許可は得られず、殺すこと以外にないということだ。これが捕獲された熊のほとんどが射殺される理由だ。熊の命よりも遺伝子のほうが大切とは!行政職員、新聞、テレビでは真実に一切触れようともせず、報道規制が徹底していることに驚く。
 
 熊が町の中に出てきて射殺されたニュースを報道して国民を怖がらせ、熊は危険、射殺しろと、まるで多くの国民の意思であるかのようにコントロールされる。この10年間で熊で死亡された方は年平均1.3人だ。10年以上前ならば死亡者はさらに少ない。動物での死亡のトツプはスズメバチで、年間20~40人ほどの方々が亡くなるが、スズメバチ駆除を行政がする話は聞いたことがない。スズメバチキラーは巣とハチの子を取るための商売である。

 世界中から批難をあびる日本の捕鯨。国民の税金で年間1000頭もの絶滅動物指定の鯨を調査とウソを言って殺戮。報道規制と虚偽の発表で世界中から批難を浴びる恥ずべき私たちの日本。
 日本は動物を守る法律も機関も一切ない、動物殺戮フリー国家だ。しかし国レベルで行われる虚偽は、インターネットというすばらしい媒体で次々にあばかれていく。意見をどしどしネットに書き込んでほしい。真実という大きな力は、世の中を正しい方向に進めていくことは間違いない。

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射殺されたクマ 最期の輝き 米田一彦 著「生かして防ぐクマの害」

「衝撃音が走り、火の矢は放たれた。少し白い時間が流れた。目を小さく開けると、クマはまだ立っているではないか。思いもかけないほどおびただしい赤い奔流が、首から噴いている。生温かい流れは彼の足を濡らし、地面に広がり、その先は砂に滲み込まれていった。そして、血の塊りを、ぱぱっと吐いた。
 続いておきた光景は、クマ追い人生の中で、忘れられない、決して忘れてはならない、魂を熱くするものだった。
 クマは己の死を前にして、地面に広がった我が血を、赤い血を弱々しく甞め始めた。
 「ピチャ、ピチャ」
 クマは失われつつある我が命を、再び我が体内に引き戻そうとしていた。やがて自分に何が起ったのかを知ることもなく、前足をがくと折ると、大地に吸い込まれるように体を沈めた。
 自分の赤い血で清められた大地に、クマは横たわった。野生に君臨しただろう、命の輝きがゆっくりと力を弱め、全身の毛が弱々しく縮んでいった。目にはもう光はなかった。死に逝く刹那、クマの魂はきっと、きっと自由の山野を飛翔したに違いない。ああ、お前と共に、あの山の前に立てたらよいものを。
 人々はクマのことをケダモノと呼ぶが、その荘厳な死に私の胸は締め付けられ、魂をえぐられる寂しさを感じた。心を非力という鞭が打った。
 このやりかたは違う!」


 米田一彦 著「生かして防ぐクマの害」より抜粋いたしました。熊の最期を多く見てきた日本ツキノワグマ研究所 理事長 米田一彦 氏の涙なくしては読めないすばらしい1節をご紹介しました。合わせて「クマは眠れない」もお勧めです。是非皆様もお読みください。

「クマは眠れない」東京新聞出版部
「ハンターらに囲まれた母子グマ。母グマは泣き叫ぶ小グマを守るように、そして最後の愛情を与えるかのように体をなめはじめた。そのとき銃弾が彼女の眉間を貫いた…。」


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山から銃声が響く村

 管理人の私が住む村は山から時々銃声が聞こえる村に住んでいる。6年程前に自宅裏で熊が出て大騒ぎとなったが私は1度も熊を見たことがない。仕事柄フィールドを一人で歩くことが多く、熊避けの鈴は常時車に用意してある。小さな鈴が本当に熊を寄せ付けない大きな効果があるという。最近はさらに、トウガラシエキスを噴射する護身用催涙ガスも用意した。熊用の大きなものはさすがに携帯するのが辛く、人用のポケットに入るものを買った。

 先日5日の日曜日午前、山から30分間にわたって銃声が20発ほど聞こえた。腕の悪いハンターが丸腰の動物たちを追い回し殺戮を繰り返しているのだ。銃を持たなければ熊を見ただけで一目散に逃げ惑う人間なのだろう。11月15日から狩猟解禁日になっているが、猟師たちはこの日が来るのを楽しみにしているという。富山県と岐阜県ではすでに解禁日以前にツキノワグマ駆除頭数が予定数をうわまわり県は自粛要請したもののハンターは不服という。せっかく楽しみにしていたのにと要請など聞かない。私は岐阜県庁地球環境課になぜ要請という甘いものでなく禁止命令ができないのかと電話をした。その権限が県庁にはないと言う。環境省に電話をすると各自治体にお任せしていますといつものアンサーしか戻ってこない。日本の国には動物を守る役所と法律は何もないのだ。
 熊をしとめた時の快感と満足感はすばらしいと彼らは表現する。熊1頭しとめれば100万円が手に入り宝くじに当たったようなものだ。趣味と実益を兼ねそなえ今年のツキノワグマ殺害頭数は過去最高の5000頭以上になることだろう。

 このような命を弄ぶ行為が快感と感じる野蛮さに私は憤りを通り越し怒りは頂点に達する。山には人間のせいで食べ物が無く餓えた動物たちがいっぱい。人の農作物を荒らすという理由で、猿もイノシシもシカも年間数万頭も趣味と実益を兼ね備えハンターに銃殺され、私たちの食卓には食べきれないほどの世界中の食べ物がどっさり。
 海外から輸入される破格の品々のからくり。子供達が売り飛ばされて給料もなく劣悪環境の中で次々に死亡している工場で生産されていると聞く。その製品が日本にやってきて一見私達の暮らしを豊かにしているように錯覚する。これで豊かな国、幸せな国とこの日本を思うことは私にはとうてい不可能だ。
 
 その国で動物たちを扱う様子はそこに住む人間もそのように扱われていることに気がつかなくてはいけない。山から銃声が聞こえるということは、その銃口はいつか人に向けられる日がくるということを知っていなくてはいけない。

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熊の胆を奪い合う人たち

 今から5年ほど前に日本で熊が大量に射殺されるのは熊の胆のうが高く売れるからだと耳にした。私の住む岐阜県では取り締まりもされず、乱獲されているという。それ以来熊の問題が私の胸に重苦しくのしかかるようになった。
 2008年2月2日、岐阜県高山市高根村で、冬眠中のツキノワグマの穴に入り込み、散弾銃で撃ち殺した男がいる。各地から抗議が相次いだが高山署では法的に違法性はないという。私もホームページに野蛮という言葉を使ってこの男を批難したことがあった。

 熊の射殺は金儲けになるのだ。胆のう80万円、肉10万円、毛皮10万円、1頭で100万円が手に入る。日本での熊胆(ユウタンと読み乾燥させ漢方薬になる)の販売は1g15.000円ほどだ。熊胆と入れて検索すると、販売店のホームページがたくさんヒットする。トップにでてくる会社では「日本産 好評発売中!フリーダイアル… 」と日本産が登場する。   
 海外からも密輸され外国のある熊牧場では熊の胆のうに1日2回、金属パイプを差込み胆汁を抜き取って販売する業者が多数存在する。200以上の劣悪環境の施設で熊7000頭が胆汁を抜かれ、熊たちの生き地獄の一生を思うと本当に胸が痛む。ツキノワグマ減少で政府指導のもとに行われているというが、このようなことが赦されるのだろうか。
 日本で1年間に消費される熊胆は200kg。熊1万頭分にも及ぶ膨大な命がこのために殺され傷つけられているのだ。日本は大量消費国であり海外では商取引が禁止されているものの、日本では合法というお粗末さだ。家族や知り合いに熊胆を服用する人があれば、絶対に購入しないように勧めてほしい。熊胆は化学合成で作り出すことが可能といわれ、すでに胃腸薬に使用されている。

 トラは内臓が漢方薬を作る材料となり、100年前のわずか5㌫にまで減り、世界中に5000頭しか生きておらず、もはや絶滅寸前だ。日本のツキノワグマはすでに1万頭を切り、トラと同じ運命になるのは必至だ。今年に入ってから9月までに2120頭が射殺され12月までには3000頭に迫る勢いだ。 沈黙を続ける環境省がこの異常さに気が付き、ツキノワグマの保護政策にのりだすには、これからまだどれだけの熊の犠牲が必要というのだろうか。

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