TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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札幌市動物管理センターが飼い主のいる猫を殺処分

 2013年6月3日、札幌市動物管理センターが警察署から引き取った猫1匹を、飼い主がいるのに誤って殺処分したと発表した。

 以下、6月3日 共同通信社のWeb記事を転載します。

「札幌市は3日、動物管理センターが警察署から引き取った猫1匹を、飼い主がいるのに誤って殺処分したと発表した。センターの獣医師が処分後に首輪がついているのに気が付いた。飼い主には既に謝罪したという。

市によると、市内の警察署から5月31日に引き取った際、用意したケージが小型で外から首輪が確認できなかったほか、警察から首輪が付いていると引き継ぎを受けた職員が獣医師への書類に記載し忘れた。

さらに、獣医師がケージを開けると猫が威嚇したため、攻撃性があり保護は難しいと判断、殺処分した。死骸を確認して青い首輪をつけていることに気付いたという。」

 転載終了

 管理人は早々管理センターに電話で詳しい内容をお尋ねした。(いえいえ抗議の電話でした)。ニュースになかった内容を付け加えます。

 猫ちゃんは5月31日に警察官がセンターに持ち込み、収容されました。4日後の6月3日に殺処分。その後に、飼い主さんが迷子届けを別センターに提出。このセンターの職員さんが問い合わせのあった猫と特徴が同じことに気付き、飼い主が分かったというものです。

 不自然な3点あります。

1.獣医師は猫が威嚇したため、「攻撃性があり、保護は困難」と判断。炭酸ガスで殺処分したということですが、初めに保護した方が、攻撃性のある猫を保護してケージに入れ、警察署に持ってくることは不可能です。

2.動物管理センター内に持ち込まれた猫が、自分が殺される恐怖を正確に感じとっているはずで、普段のようにおとなしくしているはずはありません。獣医師は持ち込まれてくるすべての猫たちに威嚇されているはずです。

3.猫ちゃんは、白色に薄茶色のブチがある子で、ブルーの首輪がしてあることを誰も気が付かなかったということは不自然です。

 いつまでも未だに修正できない誤解の連鎖があります。

 一番初めに保護された方は、首輪の付いている人馴れした猫ちゃんの飼い主さんを見つけてほしいと警察署に持ち込んだはずです。受け取った警察官は書類に首輪ありと記載して、動物管理センターに持ち込めば、飼い主さんを探してくれるものと思い込んでいます。(ほとんどの警察官は動物愛護関係の法律や知識を知りません。さらに猫は即日処分されているなどとは全く知りません) ところが札幌市動物管理センターだけでなく、日本全国の管理センターでは、持ち込まれた猫で、迷子届のない、首輪も付けていない猫は即日処分。首輪のある猫は5日間保護し、飼い主さんが出てこなければ、6日目に処分ということが行われています。この事実を善意で持ち込んだ人達は誰も知らない。いえ、日本国民が誰も知りません。被害にあった猫ちゃんは首輪をしていたにもかかわらず、4日目に処分され、本当にかわいそうでした。

 動物管理センターでは、持ち込まれた犬猫は保護し飼い主さんを見つけてくれる場所ではなく、ほとんど殺処分する場所であることをもっと知らせるべきです。動物愛護センターなどと愛護などの名称など使わず、もっとはっきりと事業内容が誰でも分かるように「殺処分センター」と改名してほしいものです。

 飼い猫が迷子になった時、まず最初にとらなければいけない行動は、行政側での殺処分をくいとめることです。これが大変な盲点になっています。人馴れした猫ちゃんの場合は保健所・警察署に持ち込まれる確立が高く、そのうち戻ってくるだろうでは遅すぎます。すぐに最寄りの保健所と警察に猫の詳しい特徴を伝え、処分されるのをストップさせましょう。
 
 飼い主さんには、動物管理センターの職員さんがお会いして謝罪したということです。善意で行動した人々へも謝罪すべきでしょう。しかし、同じような事件はニュースにもならず、毎日のように起きているできごとであると管理人はみています。


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犬猫殺処分数が減少 譲渡が増加

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 ALIVE最新ニュースで、2009年の保健所での犬猫殺処分数が減少し、譲渡が増加していることが発表された。こちらをクリック
 
 保健所での殺処分30万匹と言われた時代が終わり、犬猫殺処分数は今年2011年度で20万匹になる可能性が出てきた。
 しかし、猫に限って言わせていただくと、喜んではいられない。この数字は保健所に持ち込まれた表面に現れた数だ。数字に表れない野や山や海、川、そして町の中に捨てられる数字に表れない猫たちを考えなければいけない。その数は保健所に持ち込まれるよりもさらに多いとみてよい。

 昨年から岐阜県では犬猫の保健所への持ち込が有料化された。成猫2000円、子猫400円だ。山や川など、自然の処理場がいくらでもある岐阜県では保健所に持ち込むより、身近な場所に無料でいくらでも捨てられる場所が存在し、今後は保健所への持ち込は減少、山や川に捨て去る数は増加していくだろうと私は見ている。

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 保健所に持ち込まれる赤ちゃん猫18万匹のみが唯一数字に表れる数だが、この日本では1年間に100万匹を超える生まれたばかりの赤ちゃん猫たちが捨てられている。殺されるためだけに生まれ出る膨大な数の命たち。生まれたばかりのまだ眼も見えない猫ならば命として扱うことは不要なのでしょうか。

 保健所に持ち込まれる猫のうち90㌫が赤ちゃん猫と仔猫です。冷凍庫に入れられて殺されています。猫問題は避妊手術の徹底で急速に解決していくことが分かります。行政による野良猫のTNRの実施。飼い主による避妊手術と室内飼いの徹底。猫問題解決には殺処分とエサをやるなでは永遠に解決しません。1匹のメス猫から7年間で仔猫孫猫すべてを足すと47万匹にもなるという試算がされています。


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