TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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貧困を元気に生きる食生活

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↑ You Tube 「米国民の6人に1人が食糧不足  貧困・飢餓」 こちらをクリック140205-1.jpg
↑ 「米国民の6人に1人が食糧不足  貧困・飢餓」より

NHKクローズアップ現代 2014年1月27日(月)放送 あしたが見えない ~深刻化する“若年女性”の貧困~ こちらをクリック

 アメリカでは国民の6人に1人が貧困層、国民の3人に1人が貧困層予備軍に分類され、人口の2人に1人近くがワーキングプアの状況にあるといわれています。それはすでにわが日本でも確実に起きています。

 管理人は「貧困」という語句を入力して、現在の日本の現状を読んでいます。貧困は中高年のホームレスばかりでなく、若い世代の人たちにもすっかりと進行していました。若い女性一人暮らしの3人に1人が貧困(年収110万円以下を貧困として) 中高年の男性一人暮らしでも3人に1人が貧困。持ち家がある会社員でも、お昼には牛丼やMバーガーに行列をするほどで、外見から知るステータスでは見抜くことができないほど貧困がすすんでいます。今後はさらに悪化することは間違いありません。

 ここでは貧困対策を書くつもりではなく、貧困といわれる若い人たちの食生活を知り、管理人は大変胸にこたえました。これでは病気になってしまいます。せっかく食費を安上がりにしたものの、後で高額な医療費が待っています。
 貧困に苦しむ人たちに是非読んでいただきたいと、このブログでとりあげてみたくなりました。

 下記にネット上の記事から、自ら貧困という若い人たちの食生活の内容をぬきだしてみました。

・自炊は高いからできるだけせず、主食はコンビニ弁当や総菜パン。冷蔵庫は飲み物だらけ。

・三食菓子パンを牛乳で飲み込んでお腹を膨らませます。栄養が足りないのか、いつも口内炎ができています。

・毎晩12時まで、コンビニの100円スナックなどを食事に公園などで時間をつぶし、ネットカフェで朝6時まで1000円のナイト・パックを利用する。お金がない日は、24時間営業のマクドナルドで朝まで時間をつぶす生活。

・食費をできるだけ、かけずにかけずに、うどん1玉を3人で食べたり、汁を多めに作って、汁で腹いっぱいにさせる。

・ご飯はカップラーメンだったり、あとはパンでどうにかしています。

・カップラーメンは一食100前後するから贅沢。5袋パックのラーメンなら一食60円前後 。

・朝食はママレードトーストとミルクティ。昼食は 稲荷寿司、かっぱ巻き(スーパーの)。カブの茎と卵の味噌汁。夕食は芋焼酎お湯割り。サニーレタスとトマトのサラダ。

 さて、管理人の現在の食事内容を書く前に、管理人の健康状態を書きます。身体はとても健康。同年齢の重労働をしない一般職をする人たちより、1.3倍ほどの仕事をして、毎日生活しています。血液検査ではどこにも異常がありません。

・朝 ご飯パン(自家製)に納豆をのせて。又は塩おにぎり。コーヒー。甘酒。
・昼 ご飯2~3杯 味噌汁。漬物(自家製のタクワン、白菜漬けが好物)時々煮豆ヒジキ、夏は冷奴豆腐など簡単なもの。
・ 夜 昼の繰り返しですが、寒い季節には雑炊が好物。時々味噌汁でなく野菜カーレー。寝る前に 甘酒。

 以上のように 日本古来の一汁一菜という粗食生活です。ビーガンですので動物や卵、乳製品はいっさい食べません。ただし年に5回もある会食会に出席し、この日だけはお寿司のみ、手を合わせてありがたく頂戴します。

 もう一度、若い人たちの食事内容を見てください。最初の人はコンビニ弁当でご飯が付いていそうですが 最後の方だけが自炊されており、貧困とは言われない一人暮らしの高齢者さんですが、ようやくご飯が登場しています。そのほかの人たちは、パン、カップめん、うどん、スナック、Mバーガー、インスタントラーメン。まったくご飯がでてきません。

 どうしていつのまにか日本人がご飯を食べなくなり、パン食と肉食が日本の食文化になってしまったのか、ご飯の持つすばらしさも合わせて過去のブログをお読みください。こちらをクリック

 ご飯を主食にし、身体が満足する少し手前までの量をおいしく食べていればよいのです。宮沢賢治は1日に玄米4合を食べたようです。かかせないのは、麹菌や乳酸菌や納豆菌で醗酵させたものを必ず組み合わせること。市販の漬物でなく、簡単にできますので自家製にしてください。日本民族はご飯と発酵食品である味噌、醤油、漬物、だけで元気に生きていかれる身体を受け継いでいます。管理人が朝晩飲んでいる自家製の甘酒は米麹が作り出す、天然型のスーパードリンクで、酒といいながらアルコールはゼロです。
 お米のすばらしさは こちらをクリック

 甘酒の記事は こちらをクリック

 お米は低農薬米でしたら10kg4.000円、無農薬米で8.000円。管理人は低農薬玄米を売り場で7分つき米にしてもらって食べています。1日2合~3合食べますので、金額にすると1合60円ですので、1日お腹いっぱい食べて、ご飯だけの金額は120円~180円です。味噌汁の具やおかずが買えないなら、ご飯に味噌を少し付けたり、味噌をお湯に溶かしただけのもので大丈夫です。納豆が嫌いな人も是非好きになってください。味噌と醤油だけは、国産大豆100%、2~3年醸造、原料は大豆や麦と天然塩のみで作られたもので、一般の味噌の2倍以上の価格がしますが必須です。ご飯は買うのではなく、必ずお米を買って炊いてください。朝に1日に食べるだけのご飯を一度に炊いて、冷めたおにぎりでもおいしいですが、冬なら雑炊に。

 ビーガンでいけば果物や生野菜サラダは肉食する人たちのもので必要ありません。乳製品が大好きであった管理人が、今更書く訳にもいきませんが、牛乳も卵も不要です。出費は格安になります。肉食する人たちには塩分の摂りすぎは害となりますが、一汁一菜のビーガンの食生活では、身体が要求する、ほどよい自然塩をとることが必要です。

 管理人は今年の3月がやってくると、この食生活は2年目になります。まだまだ不具合な点があるはずです。最大の悩みは脂肪がすっかり取れ、体脂肪率7%、身長168cmで体重48kgとヤセ過ぎです。強い風が吹いてくると飛ばされそうです。ご飯を食べると太るということはまったくありません。これからも少しずつ勉強しながら改善していこうと思います。 

 これまで書いてきた一汁一菜の食生活は貧困でない人々にも管理人が自信をもってお勧めできます。お米のもつすばらしいパワーと、それをさらに最大限にまで引き上げてくれる発酵食品の組み合わせ。日本民族が連綿と続けてきた、これが本当の日本の食文化です。ご飯と漬物の組み合わせは本当においしく、飽きることはありません。減反政策などせず、貧困で困っている人たちに、お米と味噌と塩を無料で配給すれば、皆、元気をとりもどして、生活できるはずです。是非、国に要望していきましょう。

 余談ですがが、私の1日分の食料を作りだすためのエネルギーは、肉食する人たちの7分の1です。つまり、肉食をやめれば、その7倍の人たちが食を得られることになり、地球上から飢餓がなくなります。地球上には、肉を食べなくては生活できない地域の人たちもいますので、全面的に肉食を否定しているわけではありません。

 最後に、管理人は外出で昼ご飯が必要なときに必ず持参するお弁当の画像です。今流行の、真空断熱スープカップが大活躍しています。
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↑ 中央のオレンジ色の380ccスープカップ(タイガー魔法瓶)に味噌汁。梅干入りの塩おむすびの右横は自家製の漬物。庭でとれた甘柿。ポットにはホットコーヒー。このスープカップは開口部が広く、ご飯を詰めるのに重宝しますが、手を当ててみると、ここから熱が逃げていることが分かります。折りたたみ式のスプーンがふた部分に装着できるのに魅かれました。保温をしっかりしたいなら、象印やサーモスの製品に別売のポーチを一緒に購入するのがよいでしょう。

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レンダリング 動物のリサイクルシステム

 私がレンダリングの存在を知ったのは最近のことです。2ヶ月前に読んだ「まだ肉を食べているのですか」ハワード・F・ライマンとグレン・マ-ザーの共著 より抜粋します。

 以下転載

「牛が屠畜されると、重量でいえば半分ほどは食用にはならない。たとえば腸とか、その内容物、頭部、ひづめ、そして角だ。同様に骨や血も〞食べられない〞。そこで、これらは「レンダリング・プラント」 (動物性脂肪精製工場)というところに運ばれる。そして巨大グラインダー(撹拝機) に投げ込まれる。ついでに言うと、〝病気で死んだ牛はまるごとほうり込まれる〞。よその牧場で病死したほかの家畜も同じだ。
 
 このレンダリング・ビジネスは、今や年間二四億ドル〔訳註‥現在の換算で約二千九百億円〕強という売上げの巨大産業となっている。それは年に約四〇〇億ポンド〔1814万トン‥1ポンド=454グラム〕もの動物死体を処理しているのだ。

 ひどい病気にかかった動物、癌にかかった動物、腐りかけた動物の死体-‥などなど。アメリカでは、これらほどレンダリング工場の飢えた機械にとって〝美味しい〞ご馳走はない。農場で死んだ家畜以外にも、もう一つ、レンダリング業者にとって美味しい〝主食〞がある。それは安楽死させたペットたちだ。なんと六百万から七百万頭もの犬や猫たちが、毎年、動物「保護施設」で殺されているのだ。

 たとえば'ロサンゼルス市だけでも、毎月、約200トンもの犬や猫の死体の山が、レンダリング工場に送られている。それらには動物管理局に捕獲されたノラ犬、ノラ猫、そして道で轢き殺された死体も混ざっている(クルマに轢かれた死体は、毎日集荷されるわけではない。だから夏場は腐って臭う。担当職員は鼻でその場所を嘆ぎ分けるそうだ)。
 
 この身の毛のよだつ 〝混合物〞は、レンダリング工場でミンチに刻まれ、高温蒸気で〝調理〞される。そして、軽い脂肪分が表面に浮いてくる。それは'化粧品や潤滑油、せっけん、ろうそく、そしてワックス原料などに精製される。より重いたんばく原料等は、乾燥され、茶色の〝肉骨粉〞に加工される。その約四分の一の原料は、なんと糞便なのだ。その〝肉骨粉〞は、家畜の飼料と同様、ほとんどのペットフードの増量材として使われる。これは農家で 「濃縮たんばく」と呼んでいるものだ。
1995年だけで、屠畜場から約500万トンもの 〝残り物〞 が出ている。それらがこう〝処理〞 され、全米の動物たちの飼料として売られていく。」

 転載終了

 衝撃的な現実を初めて知り、レンダリングの記事を書こうと思いつつキーボードを打つ指先が止まっていました。

 アメリカでの犬猫の殺処分が大変多く、焼却すれば大気汚染で公害になるほどであると、以前から知っていました。しかし年間600~700万匹もの犬猫が殺処分されていると具体的な数値を知れば驚きです。(日本は20数万匹)  ペットフードの原料がどのようなもであるか、うすうす感じてはいましたが、はっきり分かってしまえばショックです。

 しかし、レンダリングがなければどうなるのでしょう、焼却や埋め立てするか海にでも捨てに行くしかなく、環境破壊がおき、病原菌が蔓延するでしょう。いわば、肉食を続けるためにはなくてはならない死骸動物を適切に処理する、リサイクルシステムであるといえます。

 日本でのリンダリング工場は2012年度で159ヶ所。廃肉処理量は1年間で約867.000トン!どの工場も採算割れで経営が難しそうです。血液のみの量だけでも、牛、豚の屠畜場で放血される総血液量は年間でおよそ10 万kg! 日本だけでこれだけの処理量がありますので、全世界ではどれだけの総量になるのか?血液の湖がいくつもできそうです。動物たちの苦しみはこの湖よりもさらに深く深く、数値に表せないほどです。

 肉食は肉や乳を利用しなくては生きていけない地域の人々だけのもの。私たちの日本は。ベジタリアンとして生きていかれる最高の土地柄です。日本人が肉食するということは、舌の満足でしかありません。せっかく私たちはお米というすばらしい宝物を授かりながら、お米を捨て、企業と政府とマスコミの吹く大ボラにまんまと踊らされている、お人よし国家です。
 舌を満足させるためだけに、どれだけの犠牲とエネルギーがともなっているのか、日本人は本当に深く反省しなくてはなりません。


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アメリカの食糧支配がいよいよ日本に上陸

 アメリカでは、考えられないほどの、おかしな法律が次々に成立しています。その主なものを3つ書き出してみました。

◇「モンサント保護法」2013年3月 成立
「消費者の健康を害する可能性がある遺伝子組み換え作物の種子でも、法的に植え付けや販売を差し止めることができない」とされている。危険性が確実に証明されない限り、モンサントなどの会社は遺伝子組み換え作物を生産し、売り続けることができる。独立した法案ではなく付帯文章であるが、モンサントの製品を止める政府の権限を放棄したもの。

◇「食品安全近代化法」2010年11月30日、米国上院で可決され、2012年7月4日から施行。
 人々が食べ物を栽培し、売買し、輸送する権利に対し、米国政府は新たな権限を得ることになる。農民が近隣の地元に食品を販売し、50万ドル未満の食品売上の小規模な農家は、適用除外になる。家族経営農業や有機栽培などの小規模事業者の事業が成り立たなくなり、農業の大企業への集中につながり、多くの離職者が発生。

◇「食品中傷法」
 アメリカの13州(1998年)に「食品の中傷に関する法」が存在する。食品を中傷した人間は、訴えられ刑務所に送られる。
 「テキサス食品中傷法」で最初に訴えられた人物は「まだ肉を食べているのですか」の著書、牧場主からベジタリアンになった、ハワード・F・ライマン氏。彼は裁判に勝利した。問題の発言はこの著書の「第1章 口は災いのもと?」 に記述されています。「フツーの人が書いた黙示録」様のHPに一部抜粋されています。動物愛護カテゴリーの皆さんが知れば、戦慄を起こす内容ですので、閲覧には注意ください。こちらをクリック管理人は現在この著書を読んでいます。

 以上あげた3つの法で分かるように、法が国民の安全や健康を守るものではなくなり、一部の巨大企業の利益のみを守るものだけになってきました。農業を一般の人々の手から取り上げて、食糧の生産から管理までを、大企業数社だけで独占してしまう勢いが加速しています。TPPを締結する日本にも、当然上記の法律は強制的に施行され、企業が人々を直接支配できる恐ろしい世の中が出現します。食糧による人類の支配がいよいよ日本にも上陸します。

 安倍首相は遺伝子組み換え食品の危険性を、全く知らないといって間違いありません。これからの日本民族はポストハーベスト農薬付属の遺伝子組み換え作物を強制的に食べさせられていきます。今尚、聖域の確保をすると言っていますが、TPP交渉では不可能です。
 首相の学歴詐称問題、昨年12月の不正選挙と騒がれ、公約違反など、偽りの大変多い首相ですが、この時期だからこそ、彼が首相に再度選ばれたといってよいでしょう。

 憲法の知識さえないことが、先日の国会で暴露されていますが、この様な人が、いよいよ日本国憲法第9条の書き換えを始めようとしています。

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第2回 名古屋ビーガングルメ祭り いよいよ開催迫る

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詳細はこちらをクリック 

お祭り当日会場MAP(パンフレット)のダウンロード はこちらをクリック

 名古屋で開催される第2回 名古屋ビーガングルメ祭りが迫ってきました。

 このブログで「食」に関する記事を5回にわたり書いてきました。重苦しい内容に訪問者は少ないとみていました。できれば知りたくも無いような話題が、ブログ村の動物愛護カテゴリで上位にいくとは思いもよりませんでした。1日で100件を超える日が2度もあり、どの世代の人達が読んで下さったのか分かりませんが、管理人は嬉しくてたまりません。これからの「食」の世界は菜食の方向に進み出すであろうことが、これではっきり確信できました。訪問していただきました皆様ありがとうございました。

 管理人は今年の3月からビーガンの少し手前までやってきました。少し手前という状態で今後も推移すると思います。心身ともに快調で、暑さに弱い私が夏バテも起こさず元気に乗り越えました。なんといっても一番の喜びは動物たちの犠牲をいただかず元気に生きているという精神的な満足でした。 
 
 多くの人達が週に3日だけのベジタリアンになっても、世の中の様々な問題が解決していきます。弱い命を利用しつくして、偽りの快適生活を続けている世の中では、地球上に平和など訪れるはずがありません。食を見直せば世の中が変わります。人の性格さえ変わります。その具体的な内容は管理人が書くよりも、ネット上にたくさんの人達がすばらしい見解を書き込んでいますので是非お読み下さい。

 当日の天気予報では曇り時々晴れと出ており16日火曜日までは雨マークはひとつもありません。管理人はあいにく仕事があり参加できませんが、岐阜から盛会になるようお祈りしております。最後になりましたがアニマルライツ☆中部さんの活躍に大きな声援を送ります。


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レンタルDVDを借りて 「食」を考える 5

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↑ 映画「キング・コーン」予告編よりお借りいたしました。

キング・コーン 公式サイト こちらをクリック

映画「キング・コーン~世界を作る魔法の一粒~」(予告編) こちらをクリック

監督・制作 アーロン・ウルフ 2007年アメリカ ドキュメンタリー 90分

 レンタルDVDを借りて 「食」を考えるの5作目は「キング・コーン」を紹介します。この作品も大変見ごたえのある内容ですので是非ご覧下さい。

 内容を書いていきます。

〇あらすじ
 イアンとカートは、「自分たちが普段何気なく口に運んでいる食べ物についてもっと知っておきたい」と、無謀にも農業を始める。早速、アメリカでもっとも生産量の多い“トウモロコシ”を育てるため、国内最大の生産地であるアイオワ州の農家に移り住み、1エーカー(4047㎡)の土地を借りて農作業に取り掛かる。遺伝子組み換え種子や強力な除草剤を使うことによって、驚くほど簡単にトウモロコシを植え育てていく・・・。こうして作られたコーンはどこへ出荷され、どのように消費されているのか?トウモロコシの行方を追って、アイオワを離れて旅の果てに見た、私たちが普段何気なく口にしている物の正体とは・・・?

〇コーンはメキシコで生まれ、肥沃で湿度の高いアイオワに定着した。

〇1973年、当時のアメリカ農務長官 アール・バッツが生産高拡大路線を開始した。小さな農場主は締め出され、国が農場主に大金を渡し巨大化していく。

〇メキシコのコーンはそのまま食用にできるが、アイオワのコーンはそのままではまずく加工しなければ食用にならない。家畜の飼料と加工食品のための原料となる。

〇牛にコーンを食べさせ半年で殺される。牛は120日以下はコーンを食べさせても大丈夫だが、大量のコーンは胃酸を出し胃潰瘍ができ病気になる。飼料には抗生物質が混ぜられ、これで育舎飼いが可能となる。アメリカの抗生物質の70㌫が家畜用。

〇10万頭の牛を育てる飼育場は170万人の都市と同等の廃棄物を出す。

〇コーンは簡単に育てられ、とても効率よく安くて高カロリー。牛の筋肉組織はまるで脂肪のようで、ハンバーガーは肉に見えるがほとんどが脂肪。(飽和脂肪はコーンでは9グラム、牧草では1.3グラム)

〇コーンで育った食肉は安く、牧草で育てると肉の値段が高すぎる。

〇増産で余っているコーンをどうやって使えるか考慮した結果甘味料の開発に投資。科学の力でコーンシロップを作る。日本で開発された技術。今日の砂糖はコーンからできている。食品会社は安い高果糖コーンシロップを使う。70㌫が飲み物の甘味。(ニューヨークのタクシー運転手 毎日甘い炭酸飲料を飲み、体重が140㎏に。ニューヨーク市民の8分の1は糖尿病でほとんどの原因は炭酸飲料)

〇Mバーガーを食べるとは、コーンを食べること。コーンで育った牛肉。炭酸飲料も高果糖コーンシロップ。フライドポテトのカロリーの半分は揚げるコーン油からできている。つまりアイオワのコーンを食べているということ。

〇過去30年の助成金制度は安いコーンの過剰生産をひきおこし、人を肥満に陥らせ、ファーストフードを促進した。

〇監督にインタビュー(DVD付属の特典メニュー)
 ニュージーランドは政府の助成金制度を排除した。負債も発生したが、現在農業経営者たちは商品の市場価格に満足しているし、消費者が望む、健康的でよい物を供給できる。

 生を尊厳あるものにしたいんだ。動物たちは走り回っていてほしいし、生を堪能してほしい。アスパラガスは化学薬品を使わず育ってほしい。


 大学卒業生の二人を主人公に、バックにカントリーソングが流れ、これまで紹介した4作と違い、モノとして扱われる動物たちや低賃金で働く労働者、そして貧困や飢餓などは登場せず、物語は軽快に進行していきます。

 31.000粒のコーンの種をわずか18分間で植え付け完了させる農業機械。窒素肥料を無水アンモニアの散布し、これまでの4倍の収穫量が得られ、モンサントが開発した遺伝子組み換えコーン種子とラウンドアップ除草剤で、農業を初めてする大学生2人が失敗も無く収穫できる、工業生産農業の進歩に驚きます。

 2人の大学生が順調に収穫できたコーンの収支決算はマイナス19.92ドルの損失がでました。しかしここに政府から助成金と景気循環対策費がもらえる仕組みがあります。この仕組みがなければ「カスを育てている」と表現するアイオワの農民は誰もコーンなどやらないという発言がでます。

 牛にコーンを食べさせた原因でO‐157大腸菌が登場、牛肉には悪玉飽和脂肪が多量にでき、肉に見える脂肪のかたまりができます。

 余ったコーンを高果糖コーンシロップとして70㌫が飲み物の甘味料につかわれ、飲み物だからカロリーが高いなどと気付かない市民が肥満と糖尿病になっていきます。

 政府は消費者の健康などまったく考慮せず、国民を目隠しにして企業の利益を優先して、病気になれば医療と薬でさらに大企業が利益をあげていきます。


 自分たちの利益のみを極限にまで追求する、おかしな企業が作った食品を選択して口に入れるのは私たちの側です。飽和脂肪のかたまりの安すぎるハンバーガー、高果糖コーンシロップ入りの炭酸飲料、コーンのみで育てられて病気になった牛や豚や鶏の肉を拒否するのも、環境を破壊し、貧困や飢餓を作り出してまで生産する食品会社の品を不買にするのも、私たちの側にあるのです。私たちが拒否すれば、企業はようやくまともな食品を提供するように考えることでしょう。

 食欲の秋が到来しました。これを機会に、これまで紹介したレンタルDVDを借りて、私たちが口にする食品がどこでどのように作られ、どのような深刻な問題をまきおこして、ショップにきれいに並べられるのか是非知ってください。そして周りの人達に知らせてあげてください。「食」の問題は想像を超えるほど危機に瀕しているのです。

お知らせ 第2回 名古屋ビーガングルメ祭り
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詳細はこちらをクリック

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