TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

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重曹はエコロジー洗剤

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 重曹が洗剤の代わりになることを知ったのは、半年ほど前に、管理人がよく訪問するお気に入りのブログに、アトピーには界面活性剤がゼロの重曹洗剤がよいという内容を読んでからのことで、まだ最近のことです。そういえば、昔の人々は木灰を洗剤として使っていたことを思い出だしました。木灰の成分は、炭酸カリウムという水に溶かすとpH11の強アルカリです。アルカリとは灰を意味するアラビア語だそうです。重曹(化学名は炭酸水素ナトリウム)はpH8.4の弱アルカリで、同じように洗剤として使用できそうなことが分かります。

 アルカリで汚れが落ちる仕組みをネット上で探してみました。参考にさせていただいたのは、「石鹸百科」さんの内容の濃いホームページです。http://www.live-science.com/

 アルカリで汚れが落ちる仕組みは、油汚れでは、油脂の成分である脂肪酸と反応して石鹸を作り出し、つまり油汚れを石鹸に変身させ、自らの油汚れを落としていくという、まるで化学マジックのようです。
 たんぱく質の汚れでは、アルカリはたんぱく質を溶かしだす働きがあり、洗剤として活用できます。

 石鹸の材料をみると、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム 強アルカリ)と、使用済みてんぷら油などの廃油を混ぜて、鹸化という化学反応をさせて作ります。上に書いた、重曹と油がコンビで汚れ落としをしていることに仕組みがまったく同じです。

 しかし、石鹸の材料である苛性ソーダは、劇薬で肌に直接つけるとやけどをするほど危険なものです。薬局で買うにも印鑑が必要です。重曹なら、お菓子作りなどの食品添加物としても使われ、口に入れても大丈夫という安心感があります。

 重曹が石鹸にまさっている点は、環境への影響が大変やさしいエコロジー洗剤というところです。

 環境への配慮から、合成洗剤全盛の現代でも、よく使われている石鹸類ですが、有機物であり、「有機物」は、環境中に放出されると、「生分解」という過程を経て無機物にまで分解されます。環境中で生分解を行ってくれるのは、水中や土中に住む微生物。彼らが有機物を分解するためには大量の酸素が必要で、ある物質を分解するためにその微生物が必要とする酸素量のことをBOD(生物化学的酸素要求量)と言います。有機物の量が多すぎて水中の酸素量が間に合わなくなると、その水域の生物は窒息死してしまいます。BOD値が高くなれば生分解ができず、死に絶えたヘドロの水域ができるのです。
 重曹は「無機物」で最初から生分解が終わっているのと同じ状態で、「BODの心配がないからどんどん使おう」などとは考えず、節度を持って使うことが大切です。 

 管理人は、まだ重曹を使い始めて1ヶ月しかたっておらず、要領が分かりません。今は、汚れた食器類に重曹の粉末を適量ふりかけてナイロンスポンジで洗浄しています。洗剤ならば泡立ちの程度で洗浄力を確認できますが、重曹では泡立たず、目視できないのが欠点です。食器1枚1枚に少量をふりかけて使っています。

 洗濯には1晩重曹水につけ置きして、次の朝にすずきと脱水を行います。洗濯機メーカーは重曹は機内部で詰まったり、故障の原因になると禁止するメーカーがあります。不安ならば、タライに重曹水でつけ置きし、翌日、洗濯機ですすぎと脱水のみをする方法をとればよいでしょう。
 
 重曹よりさらに強いアルカリ性をもつ炭酸ソーダ(化学名 炭酸ナトリウム pH11.2)はさらに洗浄力が高いようです。しかし、重曹を65℃のお湯に溶かすと泡立って、炭酸ソーダ液ができあがりますので、重曹1つあれば、お菓子作りから、洗剤に、臭い取り、殺菌など幅広く使用できます。ネット上には重曹の様々な使い方がアップされています。

 上の画像は私が購入した重曹です。一番左側がダイソーで買ったもので、350グラム入って税込み105円。右後ろはドラッグストアで買ったもので、800グラムで440円と2倍ほど値段が高くなりますが、お料理・お菓子作りから洗剤まで幅広く使えると書いてあります。ダイソーのものは、洗剤として使用し、食品にまで使えるとはどこにも書いてありません。
 重曹といっても、工業用から食品用までグレードがあるようで、口に入れるときは書いてある使用説明書をよく読んで確認してください。ベーキングパウダーは重曹の他に、中和させるものが入っていますので、洗剤には使用できません。
 真ん中のボトル入りのものは390グラム入り330円で、ボデーがやわらかく、ふりかけても、押しても適量の重曹が直径9ミリの穴から出てくる仕組みが気に入って購入しました。頭部はスクリューネジになっていて、詰め替えができます。高さ15センチ、直径6.5センチで1~2人用ならちょうど良い大きさです。

 ベジタリアンからビーガンになって、動物への犠牲のない生き方をし、そして洗剤は環境に有機物を放出せず、自身の身体にも安全に使用できる重曹洗剤を使うようになり、気持が少しずつ軽やかになってきました。私の生活が静に楽しくシンプルに進行しています。


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