TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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棄て猫地帯の猫たち-13 いなくなったメス猫たち

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(下)左のサビ猫(妊娠していない)を除きすべてオス猫
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(下)会でTNRした三毛のメス猫 捕獲されるのを恐れ首輪を装着して放した。
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(下)左側に写っていない2匹の黒猫がいるが、すべてオス猫。
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 この棄て猫地帯の猫たちが12まで続いてきたところで暫く取材が停止していた。そんな時に現地に住むメンバーから電話が入りお腹の大きなメス猫がたくさんいるというので、1週間後に取材に行った。着いてみると以前会でTNRした三毛のメス猫と首輪をしたサビちゃん(妊娠していない)2匹のみがメスで、他はすべてオス猫ばかりだ。私は雌雄を確かめるために人に馴れていない猫数匹を残し、抱き上げて確認していった。メス猫は授乳中で出歩くことができないのだろうか。又はメス猫のみが何者かに捕獲され処分されているのか。 
 
 この町の役場に猫たちが消えていく原因を尋ねたが役場では猫の捕獲はしていないという。市長さんとの会談でも市では一切そうしたことはしていないとはっきりと発言された。この市長さんのお好きな言葉は「お天道様(てんとうさま)はお見とおし」なのだそうだ。お天道様はこの地帯でおきている一部始終をご存知なのだろう。


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 取材を終え帰ろうとすると、やき鳥屋の入り口で店内に向って何かを待っている仔猫を見た。お客さんが投げてくれる焼き鳥を待っているのだろう。この姿が眼に焼きついて離れない。
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短期里親さんよりお便り

Wさんに乳飲み子から育てていただいた猫ちゃん
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 会では赤ちゃん猫のお世話を1ヶ月間ほどして下さる短期里親さん(ステイウォーカーさん)を募集しております。今年の8月から続けて赤ちゃん猫をお世話してくださった、Wさんよりお便りが届きました。育てていただいた6匹の子たちの画像もご覧ください。

 「8月から子猫の一時預かりをさせてもらっています。私は小さい頃からずっと猫といっしょに暮らしてきて日々癒されていますが、学生の頃は無責任に子猫を保護して死なせてしまった経験があります。その子猫の死顔は今でも忘れられません。たくさんの恩返しと罪滅ぼしをしようと思いこの活動を始めました。
どの子も出会って間もない私にすぐに慣れて慕ってくれます。猫部屋に入ると「あっ!おかあさんだあ~」っていう具合に駆け寄ってきてごろごろしながら甘えてくれます。とてもかわいくて癒されます。猫と人間は大昔からお互いに特別な存在なのかなあと常々思っています。別れる時は寂しいのですが、里親さんが決まったという知らせは自分でも意外なほど大きな喜びを感じました。出会った猫達が皆幸せになって欲しいと願いつつ、微力ながらできる範囲でお手伝いしていきたいと思っています。」

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犬の譲渡会報告

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 9月のよい天気に飼い主探し隊さん主催の犬の譲渡会に参加した。ここでは保健所に持ち込まれた犬たちを引き出して里親さん募集をしている。また、飼うことができなくなった飼い主さんの参加もあった。猫の譲渡も併設されており会からも猫たちを出した。管理人の私は犬の譲渡会に出るのは初めてであり、気が付いたことを書いてみたい。 
 
 譲渡会で一際めだった老犬のゴールデンレトリバー、少しやせ気味だがずいぶん元気になったという。真っ白なフワフワの毛並みがかわいらしいワンちゃん。犬の種類に不案内な私にも血統書付きと思われるワンちゃんが目立った。この子たちは保健所に持ち込まれたたくさんの犬たちから選び出された幸運なワンちゃんだ。一方で選ばれなかった子たちに胸が痛む。この譲渡会がなければこの子たちはすでにお星様になっているはずだ。飼い主の都合で処分を言い渡された彼らだが、何も知らずに次の飼い主さんを待つ無垢な瞳が哀れでしかたがない。ブリーダーが商品として作り出した命が、こんなにも多くの人たちのあたたかい努力と熱意で救い出されていることを彼らは知っているのだろうか。
 譲渡会には準備を手伝うために1時間早く到着した。テントの設営。ワンちゃんをいれるケージ。パネル写真での啓発コーナー。募金箱。てきぱきと仕事がはかどっていく。そして、動物たちが飲むお水を入れた多数のポリタンク。蚊取り線香の用意。インフルエンザ対策用のマスクの配布。この日は少し暑い気温だったが天気はカラリと晴れ渡り絶好の譲渡日和だ。しかし、真夏の炎天下から真冬の北風が吹きすさぶ天候などを思うと、頭の下がる思いだ。

 猫の救護活動している私たちには成犬を再びあたたかい手で迎えてくれる人たちが大勢いることが羨ましい。猫の譲渡では生後6ヶ月以下の仔猫でなければ里親募集は難しくなっていく。まれに2歳や10歳の子が貰われる時があるくらいだ。
 ALIVEの平成15年の調査では、犬の殺処分は子犬33%、成犬 67%で、猫の殺処分は仔猫81%、成猫は19%となっている。仔猫のほとんどはまだ眼も明かない生まれたばかりの仔猫たちだ。つまり避妊去勢手術の徹底さえ行えば猫問題はいっきに解決していくことが分かる。犬の殺処分ゼロになる日も見えてきたが、猫にいたってはいつ終わるともしれない現状に、私たちは無力感で潰れそうになってしまうのだ。
 この譲渡会の翌日、この会場にまだ眼も明かない三毛猫が棄てられた。保護活動をするあたたかい善意が、このような卑劣な人間に利用されてしまう。

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棄て猫地帯の猫たち-12 野良猫たちが突然消える

私が「棄て猫地帯の猫たち」で紹介した市には他にも数箇所の棄て猫地帯があり、その取材を紹介することを書いた。さっそく取材に行こうと現地を案内してくださる方に連絡をした。ところがその場所で生活する20匹以上の野良猫たちが2匹を残してすべて消えた。まるで私の取材前に先手を打たれたような不安がよぎった。あれこれ詮索するより、次の猫棄て場として有名な場所に取材を変更した。ところがここで草刈作業をする人に尋ねると、数日前までは猫たちが大勢いたが、最近見かけないという。すべてが私の行動の先を読まれている。いったい何者が猫の捕獲をしているのか。岐阜県には野良猫大量捕獲する仕組みがあることに気が付いている。捕獲された猫たちがどのようにされているのか闇の闇だ。これでは定時定点回収の必要は無く、殺処分数も他県より少ない数値になるのも当然だろう。
 
岐阜市周辺では保健所による野良猫にエサを与えるなという強行な職員が登場し、東京都荒川区の様相が顕在化してきた。荒川区では野良猫への避妊去勢手術費の一部負担が行われている。岐阜県では飼い猫に対しては避妊去勢手術費の一部負担をする自治体が2つのみ存在するが、野良猫の手術費補助はゼロである。野良猫にエサをやるなというのは繁殖するから餓死させよということだ。餓死させることでなく繁殖制限を積極的に行うことで増えていくのを抑制するのが本当ではないか。殺処分に15億~300億円もかけていると言われるこの費用を、避妊去勢手術に使えないのか。

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棄て猫に対する警察の甘すぎる対応

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 私は岐阜県警に動物の遺棄や虐待に対してあまりにも警察の対応が甘く、それはなぜかをメールで尋ねてみました。3日後に電話で回答をいただきました。質問は「警察官が猫を棄てているところを見たらどうしますかという問いに“ただ注意するだけ”“かりに捕り押えたとしても罰金50万円というのは無理”という返答でしたが何故このように甘いのですか?」という問いです。
 
 電話での回答はつぎのようなものです。猫を棄てる行為を悪質なものから軽微なものまで3段階に分けて考えていること。1段階の悪質と思われる状況下では逮捕もします。ところが3番目の軽い遺棄は注意するだけです、というものでした。軽いものの例を尋ねてみますと「例えば、生まれてしまった子猫を誰かに飼ってもらおうと動物病院の前に棄てるなど」。なるほど、警察は棄てる者が仔猫の命をなんとか助けてやりたいというあたたかい心と判断していることが分かりました。
 望まぬ命を避妊去勢手術もせずに誕生させ公園や神社や動物病院の前に捨て去ることが命をおもいやるあたたかい行為でしょうか。手術費を惜しみ、保健所に連れて行く勇気はなく、里親募集をする煩わしさは他人任せの常習者です。棄て猫地帯の猫たちで紹介したように、棄てられた猫たちの短い悲惨な一生を作り出す人間たちです。
 
 会では猫問題をおこす人たちは少数のであり、毎年くり返し猫を棄てている常習犯とみています。私たちは昨年2人の悪質な多頭飼いに関与しました。1人は暴力的であり保健所に相談をしましたが何も行動はしてもらえず、私たちは余儀なく撤退しました。もう1人は50代の女性でした。7年前にかわいそうと拾った猫たちまではよかったのですが、避妊去勢手術をすることなどせず、家の中は10匹以上の猫がおり、この間に生まれてきたであろう200匹を超える命を捨て去ってきたのでした。この事件を会のホームページにアップしました。こちらをご覧下さい
 
 警察に棄て猫は犯罪であり猫問題発生源である彼らを即逮捕してほしいと大きな声で言わなければいけません。棄て猫が犯罪であることを知らない警察官がほとんどです。法律は警察が違反者を取り締まることではじめて機能するのであり、現在の愛護法はたんなる絵に描いたモチ、無いに等しものです。猫の問題に警察や県庁、役場に意見を言うことを私たちはあまりにも控えめすぎます。私は棄て猫現場に遭遇し110番通報を3回しました。捨て猫事件には画像入りの詳細を印刷してもよりの交番に何度も足を運びます。多くの人々の苦情が行政や警察を動かしていきます。何もいわなければ問題なしと対策は何時までたっても行われないままです。今回の相談で、対応していただいた警察の方に棄て猫事情を説明し納得していただいた様子で、今後も警察にどしどし意見を言ってほしいと言われました。
 
 機会があれば紹介しようと思いますが、警察は動物虐待に対しても取り締まりは甘いのです。甘さの本当の理由は人のトラブルで精一杯であり、動物まで手がまわらないというのが本音ではないかと考えます。犯人を検挙した後の労力は大変です。イギリスが発祥の地であるアニマルポリスを日本に誕生させなければいけないのでしょう。
 国民のたくさんの苦情が行政や警察をやる気にさせます。是非大きな声で訴えてください。棄て猫を発見したらすぐに110番です!

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