TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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野良猫チャコ 追悼写真集 3

(下)2005年2月
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 この話は猫にまつわる不思議な話に書いたほうがよかったかもしれない。猫には人が送るテレパシーを受信する能力が備わっている。

 ある年の冬、何月だったのか覚えていないが大雪が降った。道路にはすでに30cmもの積雪があり、チャコが3日間も姿を現さないので心配になってきた。私は「チャコ! どうしてる! 姿を現してくれ!!」と彼がいつもやってくる方向に最大のパワーでテレパシーを送った。その夜すっかり暗くなった7時以降だったと思う。雪の降りしきる中を彼はやってきたのだ! そして「ボクは大丈夫だからね!」と言わんばかりに私の前にすわり、すぐにまたくるりとUターンして早々足早に帰っていく。お腹がすいて私のところにやって来たのではないことが分る。私を安心させようとしてやって来たのだ。彼の後を暫くついて行ったが、頭のよい彼のことなのでそのまま見送った。この子は私のテレパシーが受信できるのだ。

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野良猫チャコ 追悼写真集2

(下)2004年11月
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 当時の私の日記2004年11月4日木曜日には、「チャコが先週の水曜日以来帰ってこない。とても悲しい思いをしていたら、午後4時頃にフラフラの状態で帰ってきた。後ろ足が動かない。今、ガレージの車の下で寝ている。あたたかくしてやる」 11月5日金曜日「朝チャコが出て行こうとするのでケージの底をはずし、上からかぶせて捕まえた。間一髪のところで逃げられるところだったがやれやれ。彼はとても怒り狂ったように暴れた。ガレージの中にケージを設置。トイレと暖房のホットパネルをつけた。手を入れると噛み付かれそうで怖い。」 11月6日土曜日「チャコがようやくおとなしくなった。ケージ生活もまんざら悪くないとご機嫌のようだ。怖かったが手を入れて少し撫でることに成功。足が治るまでココにいさせる。」  
 
彼が来なくなってから、私は仕事場の窓からたえず彼のやってくる方向を見るようになっていた。ビッコをひきながらこちらに歩いてくるチャコが視界に入った。私は外に飛び出た。私の仕事場の窓の下に到着して、10分間も彼は休憩をした。ハーハー呼吸が激しい。まだ彼を触ることは全くできず見守るしか方法がない。再び元気を取り戻して彼は私の家のガレージの中に入っていったのだ。やっと歩けるようになって私を頼りに必死に歩いて来た彼の気持ちがうれしい。

彼にケージ生活を2週間すごしてもらった。だいぶ足の具合は良くなり、入り口を頭でガンガン頭突きして「出せ!!」とせがむようになった。まだ不安もあったが祈る気持ちで彼を解放した。彼は2週間のケージ生活の意味を理解してくれたらしく感謝の気持ちが伝わった。
 
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野良猫チャコ 追悼写真集1

(下)2003年8月
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 当時、私は日記を付けていた。2003年2月27日「片目のない猫がやって来た。野良猫の世界の厳しさに涙ぐむ」2月28日「昨日の野良猫が今日もきた。身をすくめ腹ばいになって用心しながらゴハンがほしいと訴えていた」この時の彼の眼が未だに忘れられない。これがチャコとの最初の出会いだった。数日後、両眼を開けてやってきた。片目をケガしただけのことで、どんなにホッとしたことか。涙を流しながらゴハンを食べたことを「猫にまつわる話―涙を流す猫」に書いた。
(下)2003年12月
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 9月25日「チャコがよくやってくるようになった。初めの頃のもの悲しい雰囲気がなくなり、快活な明るい猫になった。」来た頃の時と眼つきが明らかに違う。毛並みが輝いてきた。その後彼はこの地帯のボス猫として君臨するようになる。当時3匹いた愛猫のうち2002年12月に1匹を病気で亡くしていた。シッポが短い猫でチャコと同じことから、生まれ変わって再び私の家にやって来たのではと思ったものだ。
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野良猫チャコ 私の胸の中で‥ 前章

(下)病床のチャコ
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(下)病床のチャコ
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(下)私の胸の中で‥
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 チャコは前にこのブログで「猫にまつわる不思議な話-涙を流す猫」に登場したオスの野良猫だ。この10月11日午前8時37分に天国に旅立った。享年8歳(推定)。腎不全だった。
 
 彼との付き合いは6年半にも及び、このブログに書き残しておきたい想い出がたくさんある。前編、後編に分けて少し書いてみたい。 
 私の家の庭に現れたのは2003年2月27日で、この時が1歳だったとして8歳近くで亡くなったのは、野良猫としては長い猫生だったと思う。6年以上の付き合いになるが、大変頭の良い猫で、人を100%信用してはおらず、彼に触れる時はある手順が必要だった。そうしなければ猫パンチがとんでくる。人に媚びようとはせず、まさに野良猫猫生を生きぬいた、たのもしい男だ。オスとしては小さめだったが、この地域のボスとして君臨していた。

 今年の9月初め、急に痩せてきたのに気が付いた。そして持病である口内炎が起き始めていた。口内炎にはいつもの特効薬を飲ませたが今回はいっこうに効かない。病院に連れて行くと腎不全と診断された。普通の口内炎ではなく、全身の病気からきているものと言われた。彼を家のケージの中に閉じ込め、腎不全用の療法食にきりかえた。これまで彼を室内飼いにしようと何度かチャレンジしたが断固拒んだその彼が、ケージ生活を快適そうにしていることに哀れを感じた。彼はすでに自分の衰えた肉体を察知している。一時は食欲がでてきてまた元のように元気を取り戻すかと思ったが、後半から食欲は日に日に落ち、痩せていくばかりだ。今年18歳で腎不全で亡くした我が愛猫の末期とそっくりだ。私は腎不全猫を5年間看病してきた経験があるのだ。   

 10月9日の夜から、水も飲みたくないという。いよいよお別れが来たと覚悟し、この夜からほとんど彼の傍に付き添った。10日に入ると、時々「キィー」とこれまで聞いたこともないような声で鳴き、立ち上がって寝相を変える。しかし、特別苦しそうな様子はない。翌日11日、午前8時36分、彼の「キィー」という甲高い鳴き声で、すぐ横で寝ていた私は眼をさました。すると彼はふらつきながら歩いて私の胸に転がり込んできた。そして、荒い息を7回ほどした。背中を私の胸に向け頭が不自然に傾いていたのでそっと抱き上げて布団に戻した。しかし静か過ぎる。私は呆然と彼の呼吸する胸の動きを注視した。呼吸をしていない! 彼が逝ったと気が付くのは5分もたった後だったのだ。
 
 人間を信用しない彼が、私の胸の中に自ら転がり込んで最期を迎えるとは! 彼と遊んでいる時も、警戒心を持ちつづけた彼が! 思い出すごとに私の目頭が熱くなる。私の他にもごはんをもらう家が数件あった。行動半径はとても広く、思わぬ場所で、彼が道路を横断して行くのを発見し驚いたものだ。道で会えば挨拶をしてくれたものだ。野良として8年近くを太くたくましく生きぬいた男だ。野良猫としては幸せな猫生だったろう。病に倒れてわずか1ヶ月間、水もゴハンも取らなくなって3日間。足早にこの世とさよならをし、それも私の胸の中で最期を望んだ彼。ほとんど苦しむ様子も無く、流れ星のように虹の橋へと旅立った彼。彼の思い出は永久に忘れることはない。虹の橋でまた会おうなと、何度もくり返した約束を彼はきっと守ってくれることだろう。

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パンナちゃん便り 全身8ヶ所をカッターナイフで切られた仔

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 パンナちゃんの里親さんからお便りが届きました。パンナちゃんは2009年6月に全身を8ヶ所あまり、カッターナイフのようなもので切られていたオス猫ちゃんです。会で保護し里親さんを募集。9月にこの仔を希望する里親さんに貰われていきました。里親さんからお便りです。

『ぽっこのこと パンナのこと』

 野良の三毛猫が突然現れたのは、東京に住んでいた9年前のこと。
その仔を「ぽっこ」と呼んでいました。
とてもなつっこい仔でした。人に飼われていて捨てられたのかも知れません。
うちに来るまでの間は、近所の公園で餌をもらっていたようでした。
残業で深夜に帰宅して布団も敷かずに眠りこんだ時、
気がつくと、ぽっこが額に手(前脚)を当ててくれていた。そんなことがありまし
た。

 ぽっこが亡くなって五年が経った今年の夏、地元に帰ることにしました。
住まいの条件が許すので、猫を飼いたいと思いました。
飼い主を求めている生まれたばかりの三毛猫を引き取りたいと考えました。
「生まれたばかり」「三毛猫」という点に、かなり入れ込んでいたと思います。
引っ越し前でしたが、ネットで検索して西濃地域猫の会を知りました。

 初めてホームページを見た時から二か月が経過しました。
毎日見ていたので、猫たちの顔と名前を覚えてしまいました。
引っ越しも終わり、移転に伴うあれこれは、すでに落ち着いていました。
なのにどうして毎日毎日見ているだけなんだろ。
その理由は、分かっていました。
「クリム」という仔が気にかかり、その仔が誰かにもらわれて行くまで待っているか
ら。
クリムは里親募集ページの一番の古株になっていました。

 ふと気づきました。
ぽっこが三毛猫だったからという理由で飼ったわけじゃないし、
生まれて間もない子猫じゃなかったけれど、そんなことちっとも構わなかったなあ。
そうか。クリムという仔をもらっていく「誰か」は、僕だ。メールしよ。

 9月26日にクリムは我が家にやって来ました。
心を開いてくれるまで三年は待つぜ。
意気込んでいましたが、その日のうちにすりすりと寄って来てくれ、
首輪もすんなり替えさせてくれました。
それでは心機一転、この際名前も変えちゃわない?
ということで、「パンナ」と命名。
由来はデザートのパンナ・コッタ。見た目がそんな色合いだから。
つまり、イタリア語で生クリームの意味。
ん?ひょっとして「クリム」の由来も同じなのかな?

 ともあれ、ぽっこがいたからパンナがいるのは自明のこと。ぽっこにあらためて感
謝。
そして、パンナがうちに来れたのは、保護して下さった方がいるから。
西濃地域猫の会の皆様に深く深く感謝いたします。





 y2さんよりこのパンナちゃんを貰いたいとメールが来た時、管理人の私は目頭があつくなったものでした。普段猫問題で眼がつり上がっている私は、こんなにあたたかいお心をもった方がいるということに、救われた気持ちでした。昨年には後ろ足が奇形な仔、片目の無い仔が貰われていった時も、どんなに胸の中があたたかくなったことでしょう。2ヶ月も毎日気にかけてくださったy2さん。パンナちゃんのお便りをまたお送りください。
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