TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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転勤族に置き去りにされる猫たち

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↑置き去りにされた猫ちゃん
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↑置き去りにされた猫ちゃん
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↑置き去りにされた猫ちゃんを避妊手術させるために病院に運ぶ

 私の住んでいる隣町に転勤族が多数住むアパート郡がある。鉄道の駅が近く、通勤が便利な場所だ。ここでは転勤になると飼っていた猫を置き去りにしていく人たちが多数いる。その猫たちに避妊去勢手術をしてごはんをあげている1人の婦人を知った。知り合ったのが2年以上前のことでなので、もう5年以上も置き去りにされた猫たちの世話をしていると思う。しかしここには毒餌をまいて駆除する何者かがいる。婦人がせっかくTNRをした猫がある日突然いなくなるのだ。婦人はすぐ近くにある役場に事態を報告した。ところが行政は何一つ動こうとはしない。婦人の意見をただ承るという職員しかいないのだ。
 
 引越のために飼っていた猫をさっさと置き去りにできる精神の持ち主に何をお説教しても無駄というものだ。犬猫の遺棄は犯罪であり50万円の罰金だが、警察は取り締まることはしない。警察官の99㌫がこの法律があることを知らない。法律というものは取締りがあってはじめて効力を発揮する。あって無い法律といってよい。

 日本の動物問題は動物を飼う人たちの愛護精神にゆだねられる。まるで国民の精神を尊重したすばらしいやり方のように見えるが、国は一番費用もかからず手間も要らず手っ取り早いのだ。秋に動物愛護フェスティバルをして愛護精神の啓発に努めればそれでおしまいという訳だ。ただのお役所のお祭りにしかすぎない。行政側も啓発活動で猫問題が解決できるなどと考えている人はいないだろう。いままでどおりの体制で続けていくことのほうが安泰なのだ。年々殺処分が減少しているのは動物愛護フェスティバルなどでなく、日本全国で愛護活動するボランティアさんの成果といってよい。
 
 もともと動物に愛情を注ぐということができない人たちに愛護精神の啓発を説いてみたところで効果は無ない。この人たちの両親も同じことをしてきたであろうし、この子供も父や母がしたように、全部とは言わないが引越しのときはためらいもせず猫を置き去りにしていく大人に成長していくことだろう。動物への愛情というものを家庭から学ぶチャンスがなかったか、動物にそれほど関心がないというだけのことだ。注意していただきたいことは、この人たちは劣った人間であるとはまったく思ってはいない。人間的にすばらしい人が動物は苦手ということはいくらでもある。

 しかし猫問題はもはや飽和状態となり、収拾のきかないところまで日本全国をおおってしまった。放置しておくことはできない社会問題だ。車を運転するには法規や実技を学んで免許をとり、運転にはさまざまな規則や罰則が課せられる。同じようにペットを飼うにも免許証まではいらないと思うが、義務と規則と罰則で厳しく取り締まらなければ永遠にこの日本から猫問題はなくならないだろう。猫問題は猫を捨てる人たちがひきおこした問題だ。人間が引き起こした問題をいつまで猫たちに責任転嫁しておけばよいのか。

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