TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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日本で捨てられる猫の本当の数 その2

 岐阜県では1年間に保健所に持ち込まれる猫の総数は3.500匹程だ。すぐ隣の愛知県は全国最多12.000匹で、愛知県よりもはるかに少ない。このブログで何度も書いているように、岐阜県では山や川などが自然の処分場になっているため表面にその数値が現れていないと考えてよい。これは岐阜県だけの問題ではなく、日本全国どこも同じだろう。保健所まで車を走らせなくとも、手近な場所に人知れずいくらでも捨てられるのだ。
 
 日本では飼い猫が生んだ仔猫を1年間に何匹、人為的に捨てられているのか。
 環境省が2003年6月26日~7月 6日までに2202人を対象にした調査では、ほぼ30㌫の人たちが飼い猫に避妊去勢手術をしていない。5年ほど前の数値だが日本には800万匹の飼い猫がいるという報告がある。メスの飼い猫の避妊手術をしていない割合をそのまま30㌫とすると、飼われている800万匹の猫たちの半分がメス猫であると仮定して400万匹。その30㌫の120万匹ものメス猫が避妊手術を受けていない。猫は普通、年に1~3回、1度に3~5匹の仔を生む。生まれた仔はすぐに捨てに行くと仮定して、1年間に生まれ出る仔猫の総数は最小360万匹から最大1800万匹という膨大な数の仔猫たちになる。保健所に持ち込まれる1年間18万匹の仔猫では少なすぎる。避妊手術をしない飼い主が生まれた仔猫を里親募集するということは考えにくい。里親募集をする気持ちのある人たちはほぼ全員避妊手術をする人たちである。保健所に持ち込まれる仔猫18万匹を差し引いた、342万匹から1788万匹の仔猫を野や山や海そして川に捨て去るしかない。さらに野良猫たちが生む仔猫の数を加えるといったいいくらになるのだろう。想像もできないほどだ。

 殺されるためだけに生まれ出る何千何百万という命。これをなんでもないことのように無感覚で処分し続ける人たち。そしてこの人たちのしていることを黙認し続ける私たち。猫問題というのは自然発生的に起きたものではなく、人為的に起きたものであり、人の心の問題であることがよく分かる。

 メスの飼い猫には避妊手術の義務化。野良猫は行政主導のTNRの義務化。飼い猫は室内飼いが鉄則。これで猫問題は急速に改善していくことだろう。殺すことよりも繁殖制限をすることのほうがはるかに効果的であることは、猫問題に興味のない人にもすぐに分かることではないか。

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