TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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熊の胆を奪い合う人たち

 今から5年ほど前に日本で熊が大量に射殺されるのは熊の胆のうが高く売れるからだと耳にした。私の住む岐阜県では取り締まりもされず、乱獲されているという。それ以来熊の問題が私の胸に重苦しくのしかかるようになった。
 2008年2月2日、岐阜県高山市高根村で、冬眠中のツキノワグマの穴に入り込み、散弾銃で撃ち殺した男がいる。各地から抗議が相次いだが高山署では法的に違法性はないという。私もホームページに野蛮という言葉を使ってこの男を批難したことがあった。

 熊の射殺は金儲けになるのだ。胆のう80万円、肉10万円、毛皮10万円、1頭で100万円が手に入る。日本での熊胆(ユウタンと読み乾燥させ漢方薬になる)の販売は1g15.000円ほどだ。熊胆と入れて検索すると、販売店のホームページがたくさんヒットする。トップにでてくる会社では「日本産 好評発売中!フリーダイアル… 」と日本産が登場する。   
 海外からも密輸され外国のある熊牧場では熊の胆のうに1日2回、金属パイプを差込み胆汁を抜き取って販売する業者が多数存在する。200以上の劣悪環境の施設で熊7000頭が胆汁を抜かれ、熊たちの生き地獄の一生を思うと本当に胸が痛む。ツキノワグマ減少で政府指導のもとに行われているというが、このようなことが赦されるのだろうか。
 日本で1年間に消費される熊胆は200kg。熊1万頭分にも及ぶ膨大な命がこのために殺され傷つけられているのだ。日本は大量消費国であり海外では商取引が禁止されているものの、日本では合法というお粗末さだ。家族や知り合いに熊胆を服用する人があれば、絶対に購入しないように勧めてほしい。熊胆は化学合成で作り出すことが可能といわれ、すでに胃腸薬に使用されている。

 トラは内臓が漢方薬を作る材料となり、100年前のわずか5㌫にまで減り、世界中に5000頭しか生きておらず、もはや絶滅寸前だ。日本のツキノワグマはすでに1万頭を切り、トラと同じ運命になるのは必至だ。今年に入ってから9月までに2120頭が射殺され12月までには3000頭に迫る勢いだ。 沈黙を続ける環境省がこの異常さに気が付き、ツキノワグマの保護政策にのりだすには、これからまだどれだけの熊の犠牲が必要というのだろうか。

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