TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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山から銃声が響く村

 管理人の私が住む村は山から時々銃声が聞こえる村に住んでいる。6年程前に自宅裏で熊が出て大騒ぎとなったが私は1度も熊を見たことがない。仕事柄フィールドを一人で歩くことが多く、熊避けの鈴は常時車に用意してある。小さな鈴が本当に熊を寄せ付けない大きな効果があるという。最近はさらに、トウガラシエキスを噴射する護身用催涙ガスも用意した。熊用の大きなものはさすがに携帯するのが辛く、人用のポケットに入るものを買った。

 先日5日の日曜日午前、山から30分間にわたって銃声が20発ほど聞こえた。腕の悪いハンターが丸腰の動物たちを追い回し殺戮を繰り返しているのだ。銃を持たなければ熊を見ただけで一目散に逃げ惑う人間なのだろう。11月15日から狩猟解禁日になっているが、猟師たちはこの日が来るのを楽しみにしているという。富山県と岐阜県ではすでに解禁日以前にツキノワグマ駆除頭数が予定数をうわまわり県は自粛要請したもののハンターは不服という。せっかく楽しみにしていたのにと要請など聞かない。私は岐阜県庁地球環境課になぜ要請という甘いものでなく禁止命令ができないのかと電話をした。その権限が県庁にはないと言う。環境省に電話をすると各自治体にお任せしていますといつものアンサーしか戻ってこない。日本の国には動物を守る役所と法律は何もないのだ。
 熊をしとめた時の快感と満足感はすばらしいと彼らは表現する。熊1頭しとめれば100万円が手に入り宝くじに当たったようなものだ。趣味と実益を兼ねそなえ今年のツキノワグマ殺害頭数は過去最高の5000頭以上になることだろう。

 このような命を弄ぶ行為が快感と感じる野蛮さに私は憤りを通り越し怒りは頂点に達する。山には人間のせいで食べ物が無く餓えた動物たちがいっぱい。人の農作物を荒らすという理由で、猿もイノシシもシカも年間数万頭も趣味と実益を兼ね備えハンターに銃殺され、私たちの食卓には食べきれないほどの世界中の食べ物がどっさり。
 海外から輸入される破格の品々のからくり。子供達が売り飛ばされて給料もなく劣悪環境の中で次々に死亡している工場で生産されていると聞く。その製品が日本にやってきて一見私達の暮らしを豊かにしているように錯覚する。これで豊かな国、幸せな国とこの日本を思うことは私にはとうてい不可能だ。
 
 その国で動物たちを扱う様子はそこに住む人間もそのように扱われていることに気がつかなくてはいけない。山から銃声が聞こえるということは、その銃口はいつか人に向けられる日がくるということを知っていなくてはいけない。

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