TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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レンタルDVDを借りて 「食」を考える 1

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 食欲の秋を前にして、レンタルビデオショップ・ゲオで借りられる「食」の問題を取り扱ったDVDを数回に分けて紹介していきたいと思います。

「いのちの食べ方」劇場用予告映像
http://www.youtube.com/watch?v=EmZk-Lwl2Uk

Unser Täglich Brot いのちの食べかた 「近代的な屠場」(残酷な映像が含まれます)
http://www.youtube.com/watch?v=qDBQmEcJPeU
監督・制作・脚本・撮影 ニコラウス・ゲイハルター(オーストリア)
2005年 ドキュメンタリー ドイツ映画
いのちの食べ方 公式サイト
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/
 

 音やナレーションを入れず、画像1コマ1コマがたいへん美しく構成されたドキュメンタリー映画。左右対称に加え、1点透視図法により平行線と消失点へと収束する放射線で構成される映像が多用されているのが特徴です。監督のねらいなのかどうか分かりませんが、整然とした画面と無音の効果によって、命を扱う映画でありながら、命を感じさせないという皮肉な結果になっています。これは命の苦しみや悲しみが観客に伝わるのでは感情的なことに訴えてしまうからかもしれません。私たちが命をいただくことに感情論を交えず、冷静にしっかりと見つめることをねらっているためと考えます。

 残酷な画像はカットされており、牛と豚の賭殺映像さえもそれほど不快感を持たず、誰でもが見ることができるという作品に仕上がっています。動物愛護活動をしている人たちにとっては、もの足りなさを感じるのはしかたがないことでしょう。

 以下に映画の補足説明を管理人が知っている範囲で書いてみます。

 豚の賭殺シーン
 賭殺は動物の体内から血を抜くことから始まります。「電殺法」といって90~110Vの電気を通電させ気絶させます。血を抜くために心臓がしっかり動いていなければいけません。殺してから血を抜くのではなく、血を抜いてから失血死させます。放血シーンは出てこず、喉をかき切られ、吊り下げられた映像に飛びますが、まだ完全に死にきれていません。熱湯のシャワーを浴びせ消毒し、完全な死に入ります。

 牛の賭殺シーン
 牛の頭に金属棒を当てた瞬間、牛が倒れますが死んだわけではありません。金属棒は賭殺銃といって、引き金をひくと金属の突起が飛び出し、額に打ち当てて脳しんとうを起こさせ、牛は気絶しているだけです。殺さないのは、血を抜くために心臓が停止してはいけないからです。500㎏ちかい体重を1本の足だけで吊り上げられ、次のシーンで首の動脈を切断すると、血液が怒涛のように、よくこれだけ血液が体内にあるものだと驚くほど流れ出てきます。この時、心臓はしっかりと動いており、血を押し出しています。
 その後の皮を剥ぐ、胴体をタテに真っ二つに切断するベルトソーなど、私たちが始めて眼にする工業機械で食肉までの工程が手際よく進んでいきます。

 鶏の賭殺シーン
 映画の始めの部分で、ヒヨコが選別されている画像は、採卵用の鶏を選びオスを取り除く作業です。取り除かれたオスのヒヨコは生きたままらせん状の回転する機械に飲みこまれ、すりつぶされてしまいます。
 生きた鶏を大きな掃除機のようなもので吸い込んで、箱詰めしているシーンには驚きます。すでに生き物としてではなく、生きモノとして扱われます。鶏では賭殺する方法に何の規制もなく、最も残酷に殺される動物と言われています。Kチキン社では、生きたまま熱湯の中に放り込まれ、血が瞬間に沸騰して真っ赤な鶏肉になるそうです。生きモノから食べモノへと、命は食材へとスムースにすすんでいきます。

 工業化された近代農業の様子は、日本では見ることができないほどにヨーロッパはすすんでいます。農薬の散布シーンには不快を感じますが、血が洪水のように流れ、音はありませんが動物たちの泣きわめく断末魔の叫びはなく、農産物の収穫は安堵して見ていられます。管理人がベジタリアンでいることの精神的な満足と理由がここにあります。

 下記にあげたYouTube動画は眼をそむけたくなるほどの残酷シーンがでてきますが映画「いのちの食べ方」でカツトされているありのままの現実を勇気のある方はご覧下さい。

 Peta
http://www.petatv.com/tvpopup/video.asp?video=agri_long&Player=wm 


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