TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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レンタルDVDを借りて 「食」を考える 2

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↑ フード・インク 予告編より

「食」の問題を扱ったレンタルDVDは2番目に「フード・インク」を紹介します。昨日、よく借りるレンタルビデオショップ・ゲオに行きましたら、すでにこの作品ははずされていました。,ネット上で検索するとFC2動画で誰でも無料で観られることが分かりましたので下に掲載します。ゲオやツタヤのネット注文で借りることもできます。
【映画】危険な食べ物 (フード・インク) こちらをクリック

映画『フード・インク』『ありあまるごちそう』予告編 こちらをクリック

フード・インク 公式サイト こちらをクリック

 監督 ロバート・ケナー ドキュメンタリー  アメリカ映画

 食べ物が私たちの口に入るまでの、これまで目にすることもなかった工業的食産業のベールに包まれ隠されてきた実態を、6年以上の歳月をかけて映像化、それに農家、ジャナリスト、食料関係者の解説を加えて暴きだしていくドキュメンタリー映画。日本がもしTPPに参加すればどのようになるのか、アメリカの現在の様子を知ればはっきりと分かります。

 内容は映画を観て知っていただき、下記に主な事柄だけを取り出してみました。

・ 食産業は一握りの巨大多国籍企業がフードシステムを支配している。アメリカの牛肉は大手が80㌫占拠する。

・ アメリカのタイソン社は世界最大の精肉会社 製造・加工・販売の3つを総合する。養鶏でヒナは48日間で普段の2倍の大きさに成鶏する。骨や内臓は急激な成長に耐えられず、ほとんどの鶏は数歩歩くと倒れるか、足を骨折する。

・ 農家は会社から設備投資で借金をして、企業の奴隷になる

・ 工業食品のほとんどはコーンを原材料にしている。政府の補助金で生産コストより安くコーンが生産できる。原因は多国籍企業。

・ スーパーの90㌫の製品にコーンか大豆成分が含まれている。 ケチャップ・チーズ・乾電池・ピーナッツバター・スナック菓子・ドレッシング・ダイエット甘味料・シロップ・ジュース・オムツ・鎮静剤・ファーストフード・家畜の飼料。

・ 安価なコーン飼料のおかげで食肉の価格を下げることができた。

・ 牧草の生えていない広大な土地で、牛をコーンで育てるのは牧草より安く、すぐに太るから。

・ 牛をコーンで育てることによって、大腸菌が突然変異し O―157の株が登場した。コーンの代わりに5日間牧草を与えれば大腸菌の8割が死滅する。もちろん企業はそうしない。アンモニアでO―157 を死滅させ、ハンバーガーのパテを出荷する。(生産ラインの映像は切り刻まれた食肉を工場内の装置や無数にはりめぐまされた銀色に鈍く輝く無機質のパイブ、ベルトコンベアーが動き眼をみはります)

・ アメリカ人の3人に1人が糖尿病予備軍。

・ 巨大化した数社の多国籍企業に政府が支配される。農家や酪農家は不満を訴えればすぐに取引は中止。前半で登場した養鶏家の女性は「まるで企業の奴隷になるようなものね」と。巨大企業の工業的フードシステムの中で重労働させられるのは主に南米からの移民による労働者。そして一番の被害は底辺で命ではなく食べモノとして扱われる牛・豚・鶏たちの生き地獄の短い一生。

(以前Petaの動画で見た動けなくなった牛がホークリフトのホークの先でころがされ刺されながら賭殺場に移動させられるシーンが出てきました。私はこのシーンを思い出すたびに何度涙が出てきたことでしょう)

・ 最後にようやく農業が登場。遺伝子組み換え技術のモンサント。
大豆の90㌫がモンサントの特許取得の種子であり、保存し翌年蒔けば特許侵害と裁判にかけられる。多くの農民は高額な裁判費用で敗訴和解するしかない。アメリカで農業をするものはモンサントと組むしか方法がない。コンビューターの知的財産をマイクロソフトが握り、食べ物の知的財産権はモンサントが握る。

 この作品では主に食肉産業の実態が描かれています。もし人々が肉を食べることを1日おきにする、2日おきにする、‥そして1週間に1度だけにした時、これでアメリカの巨大多国籍食肉企業は倒産するでしょう。人々の幸せや健康を無視し、さらに食肉となる動物たちへいたわりもない残酷な扱いをして、利益のみを極限にまで追求する非人間的ないきかたでは、人々の支持を得ることはできないでしょう。それゆえ、一気に崩れ去る弱さを隣り合わせにしています。

 私たちは子供の頃から、肉を食べなくては元気に生きられないと教え込まれてきました。これが食肉産業が儲けるために仕組んだCMとも知らずに‥。私たちは肉なしで健康に生きられます。肉は嗜好品、グルメの追及でしかありません。命を味覚だけのために、これだけ多くのエネルギーを使い、命をモノとして扱う生き方に、私たちはそろそろ反省しなくてはいけません。

 是非この映画を観て、命をいただくことがどれほど多くの犠牲の上に成り立っているのか。自分を生かしてくれる命への深い感謝をもう一度見つめ直してください。


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