TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本の食の変貌

 日本の食生活が、わずか40年たらずの間に、これほどまでに変化した国は歴史上、他に例がないと言われています。数千年もの間、炭水化物を主要なエネルギー源としてきた日本民族が、戦後1950年から急激に始まった洋食化(アメリカの食生活化)で、お米を主食とする菜食文化から、いっきに肉食文化へと変貌しました。

 お米はピーク時の1960年代、一年に一人120キログラム以上を食べていたのに、2004年には一人当たりの消費量が60キロを割り込み、50%の大幅減という劇的な変化が起きました。小麦は26%増加しています。それにつれ、これまで日本人があまり口にしなかった、肉類と牛乳・乳製品の消費量は1960年から2000年までの40年間に、一人当たり牛肉は7倍、豚肉は10倍、鶏肉は13倍に増え、牛乳・乳製品が、22キログラムから94キログラムへと4.3倍になっています。
 これは、自然にそうなったのでしょうか。いえ、違います。日本をこのようにする人為的な誘導が行われたからです。

 戦後の混乱期を過ぎて、1950年頃、突然「米は身体に悪い」とか、「米は栄養価が低い」 保健所では「米を食べると高血圧になる」新聞では、「米を食べている日本の食生活は欧米に百年遅れている」と、アメリカと日本政府そして財界によって「米悪者論」が繰り広げられ、米の消費量が減り始めたのです。
 学者では、慶応義塾大学医学部教授の林髞(はやしたかし)氏が「米を食べると頭が悪くなる」という内容の本が当時のベストセラーになっています。
 現在でも「お米を食べると太る」という間違った考えがあり、そのせいで便秘に苦しむ女性が大変多いのです。

 日本の食をこれほどまでに変えなければいけなかった目的は何でしょうか。
 それは、アメリカの余剰穀物である小麦を日本に売り込み、主食を米食から麦食(パン食)に切り替えさせる必要があったからです。それにつづく肉食の普及と家畜飼料の輸出で、日本を巨大な安定市場にするためでした。

 日本の現在の食料自給率は、40%まで下がりました。これは、自動車をはじめとした工業製品の膨大な輸出の見返りとして、大量の農産物輸入をすすめてきた政策の結果です。
 農産物は安い外国から輸入すればよいという意見がありますが、大変な間違いです。食糧自給率の向上は主権国家の義務であり常識です。いつも世界の常識から逆行する、おかしな非常識大国(退国)が我が日本です。

 このように私たちの国が世界の非常識退国になったのは、アメリカと日本政府そして財界による誘導であり、さらにこの計画は最終段階に向かって進行しています。この話はTPPの話を交えながら次回に書いていきたいと思います。

 滝澤昭義 著「毀された日本の食を取り戻す」に紹介された、マクドナルドに抗議する映画「スーパーサイズ・ミー」の日本語吹き替え版がネットで無料で見られます。お時間がありましたらご覧下さい。監督と主演をしたモーガン・スパーロック氏の彼女がベジタリアンというのがおかしく思いましたが、それゆえに、彼が朝昼晩マックを食べ続けたらどうなるのか、という映画制作の着想に関係していることに気がつきました。

 映画「スーパーサイズ・ミー」監督・主演 モーガン・スパーロック 2004年放映 98分
130125.jpg
 ↑FC2動画 こちらをクリック

 参考図書
 「毀された日本の食を取り戻す」滝澤昭義 著 筑波書房
 「肉食は地球を滅ぼす」中村三郎 著 双葉社


にほんブログ村 その他ペットブログ 動物愛護(アニマルライツ)へ
にほんブログ村

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。