TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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遺伝子組み換えサケの承認間近

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↑半分の生育期間で6倍の大きさに成長する遺伝子組み換えサケ(上)

 アメリカ、マサチューセッツ州ウォルサムアクアバウンティ・テクノロジーズAquaBounty Technologies社により開発された遺伝子組み換えサケ(アクアドバンテージ・サーモン)を食用として承認する予定にあがっています。
 このサケは自然界の大西洋のサケが成長するには400日かかるのを、250日未満で成魚に育つように、キングサーモンの成長遺伝子と、オーシャンパウトと呼ばれるゲンゲ科の魚の遺伝子プロモーターを導入して作製されています。

 遺伝子工学の研究者から重要な問題点があがっています。
1999年、パーデュ大学の研究者は、遺伝子組み換え魚は、繁殖力が強く異常に大きなサイズのため、他の魚より〔性的に〕魅力的で、一般の魚は産卵の際に、フランケン・フィッシュのオスをパートナーに選ぶことを発見しました。つまり遺伝子組み換え魚は野生種よりも繁殖力が強いのです。しかし繁殖力が高いという一方で、不自然な成長遺伝子を引き継いだために、生存能力はきわめて低いということが分かっています。

 2倍も早く成長するわけですから、食欲は野生のサケの2倍、生命活動は2倍の早さで進んでいきますので、老化は2倍の速さで進む。すなわち寿命は2分の1か又はそれ以下。生命体がとてつもなく無理を強いられているだろうことが素人の私にも分かります。企業はフランケン・フィッシュはメスのみを養殖し、またメスは不妊で子孫を残すことはできないため、外洋にあやまって入ってしまっても大事に至らないと説明します。

 魚類の中には群れの中にメスばかりがふえてくると、その中の一番大きなメスがオスに性転換するという種類があり、サケは性転換する魚といわれています。遺伝子組み換えサケは不妊と企業は説明しますが、ではどの様に稚魚を得るのでしょうか?

 60匹の遺伝子組み換え魚が6万匹の野生の魚の中に混入した場合、その野生種は40世代以内に絶滅することを、研究者らは発見しています。

 パーデュ大学のウアィリアム・ミューア教授は、「これはトロイの木馬に似ている」と言います。「成長遺伝子を何か良いもののように見せかけて集団の中に侵入させ、最終的にはその集団を全滅させるのだ。」この絶滅へのシナリオを「遺伝子によるトロイの木馬効果」と名づけました。

 アクア・バウンティがサーモンの認可を得れば、すでにGMマス(トラウト)とGMテラピアも認可待ちという状態です。

 大学の研究室には遺伝子組み換え企業から数10億円規模の献金が入っており、このような研究の結果を発表するパーデュ大学の研究者は勇気ある信念の人たちといえます。巨大な資本にものをいわせ、政府の中枢を自分たちのよいように骨抜きにするやり方は原子力と全く同じです。
 企業が10年以上もかけて開発製造したカネ儲けの商品を、諦めるはずはないでしょう。

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