TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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「トラバサミ」に挟まれた状態の猫を保護 岐阜県南濃町

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↑ トラバサミに挟まれた猫ちゃん
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↑ トラバサミ
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↑ 挟まれた足
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↑ 開口部を開きセットした状態のトラバサミ。開いた状態にするためのロックをする方法が分からず、ポリキャップを挟みました。
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↑ 踏み板を踏むとロックがはずれ、強力な板バネが上に開き、開口部が閉じて、動物の足を挟みます。どんなにもがいても、はずすことができず、仮にはずせたとしても、足は不具のままでしょう。

 今年2013年12月5日に岐阜県海津市南濃町で、TNRのために当会が仕掛けた捕獲器に、違法な「トラバサミ」に足の先を挟まれたままの状態の猫を保護しました。病院に運ぶと、すでに挟まれた日からずいぶん日にちが経過しており、壊死していましたので、足先を切断する手術となりました。管理人の私は、写真入りの書類を作成し、翌日の6日にはトラバサミも持参して、岐阜県庁、大垣保健所、そして事件の起きた市の役場、最後に警察署に行き、届けました。7日の中日新聞西濃版にはカラー写真も入って、記事になりました。

 初めてトラバサミを見る管理人は、どうすればセットできるのか分かりません。動物の足を挟む金具を開くことはできましたが、板バネがあまりにも強力で、うっかり自分の指を挟んでしまったなら、骨にひびが入ることは必至です。あれこれ試してみることもできません。このトラバサミから発する、強烈な動物たちの膿みの臭いには閉口しました。さわった私の手にもこの臭いがうつりました。いったいどれだけの動物たちの足を挟み、命が奪われたことか!動物たちの恐怖と絶望のこもった怒りの臭いといってよいでしょう。

 このトラバサミには表示義務とされている、所有者の氏名、住所、登録番号の記載はありませんでした。
 この地方で猫を外に出している方は、他でも複数のとらばさみが仕掛けられている可能性があります。掛かったまま足を引きずって無事に家にかえれたとしても、もうその足は元の状態には完治しません。このような悪質なワナを見かけたらすぐに警察に届けましょう。会では過去に、瑞穂市穂積町でも会員が発見し、警察に届けています。

 12月10日に、岐阜市内にある御望山で遊んでいた小学校6年の男子児童(12)が、イノシシなどを捕る「くくりわな」に掛かる事故が起きました。児童にけがはなかったそうですが。周りに誰もおらず、はずし方が分からず、山中に一人取り残されていたなら、この寒さの中で、大変なことがおきていたかもしれません。

「とらばさみ」「くくりわな」にかかった動物たちは、自分の足を噛み切って逃れようとします。山中には片足のないシカや熊たちが本当にたくさん増えてきたといわれます。檻で捕獲された動物たちは、檻の鉄格子を自分の歯で破ろうとしてポロポロになってしまうまで抵抗するようです。

 動物たちが食物を求めて、里に下りてくる原因は、山に食べるものがなくなったからです。国が針葉樹ばかりを植え、実の生る広葉樹を山からなくしたからです。人間のしたことに原因があるのに、その犠牲になった動物たちの命をさらに奪うことで解決しようというのが我が日本の哀しい現状です。


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