TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

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野良猫チャコ 私の胸に抱かれて‥ 最終章

(下)2008年12月
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(下)2009年3月
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 チャコの追悼写真集はこれで最終章となった。彼との付き合いを計算するとわずか6年7ヶ月というそれほど長くも無い間だったが、私には大変長い長い期間であったように思えてならない。野良猫として生きる彼に私はいつも心配があった。車による事故、病気、突発的なアクシデント。暫く家を空けていた時などは帰宅して彼の姿を見つけるとホッとしたものだ。彼の最期が私の知らない所で起きるという別れはどうしても回避したい。いつも彼の存在が私の心の中にしっかりとあり、それが大変長い付き合いであったように感じるのかもしれない。
 人に甘えてくる猫もかわいい。彼のように人とある程度距離を保ちながら野良猫猫生を生き抜いた男もステキだ。道で会うと挨拶をしてくれた。お腹がへると外から「メシはまだか」と鳴く。その声はもう聞くことはない。室内飼いの猫たちに比べれば短い猫生だったが、様々な冒険やアクシデント、複数の人たちの彼を見守るあたたかい心に守られて、野良としてはとびっきりの幸せな一生だったと思えてならない。

 彼が旅立ってからすぐに、もう1人の彼を可愛がっていた近所の女性Aさんを電話で呼んだ。私は彼を抱いて外に出ると、さっそくAさんはやってきた。私の家の前の奥さんも猫が大好きで、偶然に家の前に出ていたので、私たち3人は彼の話で花がさいた。私の胸に抱かれている彼はうす眼をあけたまましっかり私たちの話を聞いている。彼が7年近くをすごしたこの場所の山や川や家並みをぐるりと見せてあげた。空は真っ青な秋空が広がっている。彼がいつもやって来る私の仕事場の横にある細道を下り、Aさんを見送った。呼吸はしていなくとも、うす眼を開けた彼から何かの感情が私に伝わってくる。喜び・感謝そのように私は感じた。彼の最期を思ってもいない迎え方で天国に送り出すことができ、彼の想い出は私から消えることはない。虹の橋でまた会おう。チャコへ。

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