TNRリポートby西濃地域猫の会 (岐阜県)

TNRとはTトラップ(捕獲)・Nニューター(不妊去勢手術)・Rリターン(元の場所に戻す)

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日本で1年間に捨てられる猫の本当の数

 最近テレビで保健所での殺処分問題が取り上げられるようになったのはうれしい。犬猫合わせて30万匹が持ち込まれ炭酸ガスで窒息死させられることを多くの国民が知ることになった。しかし猫については報道されない悲惨な現状が未だにテレビ番組で取り上げられないままだ。

 1年間に保健所に持ち込まれる猫の数は20万匹。このうちの18万匹は生まれたばかりの赤ちゃん猫だ。猫は一年間で3回出産。1度で3~5匹ほどの仔猫を生む。このうちのメスの仔猫は生後8ヶ月ですでに出産可能となる。たった7年の間に1匹の雌猫とその子孫から42万の猫が生まれると概算しているアメリカの保護団体がある。

 日本での飼い猫の数は800万匹。猫たちは出入り自由が多く、避妊手術をする家庭は少ない。これだけでも保健所に持ち込まれる18万匹の赤ちゃん猫では少なすぎることに気がつく。さらに100万匹以上はいると思われる野良猫から生まれる子供たち。
 私たちは2年前、多頭飼い家庭の一人の女性に介入した。家の中には避妊去勢手術をしていない20匹以上の猫たちがいた。1年間で捨て去ってきた猫の数は100匹もあったのではないか。仮に避妊去勢手術をしていない多頭飼いの家庭が日本に1万軒あるとする。多頭飼い家庭から捨て去らなければならない猫の数は100万匹。上に書いた一般家庭と野良のメス猫が生む赤ちゃんとをすべてを加算すると、保険所に持ち込まれるよりも数10倍から数100倍もの赤ちゃん猫が命を亡くしているはずだ。そのうちの数%の猫ちゃんが里親募集活動をする人たちによって助かっている。

 保健所に持ち込まれる猫の数だけでなく、野や山や海に捨てられる膨大な数の赤ちゃん猫たちに眼をむけてほしい。里親募集をする人たちが扱う猫の数だけでも膨大だ。会で一年間に譲渡する猫ちゃんの数は120匹あまり。私たちの狭い範囲でこれだけの猫たちが捨てられているのだ。野生として人間からはなれて生きている動物ではなく、人と密接に関係を持ちながら暮らしいてる猫なのだ。捨て去るだけの命が生まれないよう繁殖制限をするのが本当だ。日本人の生活は本当に豊かになったけれど、猫の命にお金を使うということには、200年も前の貧しかった日本のままだ。これが報道もされない日本の本当の姿だ。
 避妊去勢手術の義務化。義務と罰則で取り締まらなくてはいつまでも日本から猫問題は収束していかないだろう。命をものとしてどころかゴミのように扱う日本人。眼がさめるのはいったい何時になることだろう。

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